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ワイヤレスでハイレゾを楽しめるイヤホン「WF-1000XM4」をレビュー。AirPods Proとどっちが買い?

ソニーのワイヤレスイヤホンWF-1000XM4を購入しました。

AirPods Pro愛用者の私にとってはAirPods Proも十分すぎるほどの音質だったんですが、軽くそれを超えてくるとは思いもしませんでした。

それもそのはず、WF-1000XM4はLDACコーデックに対応しておりワイヤレスでもハイレゾを楽しめるようになっているんです。

AirPods ProとWF-1000XM4の違いなど、レビューとおすすめのアクセサリを紹介していきます。

ソニーWF-1000XM4の特徴

  • 完全に外界と遮断されたと思うほどのノイズキャンセリング性能
  • LDACコーデックで完全ワイヤレスでハイレゾ音質を楽しめる
  • MP3などもアップスケーリングでハイレゾ相当の高音質で楽しめる

WF-1000XM4の紹介

どんなイヤホン?

WF-1000XM4はソニーから2021年6月に発売された完全ワイヤレスイヤホンです。

ソニーにはWF-1000XM3という高い音質・ノイズキャンセリング性能でAirPods Proと業界の双璧をなしたイヤホンがあるのですが、それの正常進化系です。

その先代のXM3を音質でもノイズキャンセリング性能でも完全に超えたというXM4、まずは特徴を紹介していきます。

完全ワイヤレスでハイレゾ音質

LDAC(エルダック)コーデックに対応し、ワイヤレスでも従来の3倍のデータを転送できるようになりました。

最高で96kHz/24bitのハイレゾ音質を再生することができます。

注意点を後述しているので絶対に目を通してください。

所有のAndroidスマホ AQUOS sense4 liteはLDACコーデックに対応しています。

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早速AQUOS sense4 liteでハイレゾ音源を聴いてみました。

視聴したハイレゾ音源はこちら。

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ベースの弦を弾く音が生々しいこと。

ピアノのハンマーが弦を叩く音、鍵盤が戻る音などとにかく全てにおいて余韻が美しいと感じました。

解像度が高いゆえに鮮明に表現できているんだろうと思います。

低音は普通はぼやけやすかったりしますが、くっきり・歯切れのよい低音を響かせてくれますし、高音も綺麗に伸びますが刺さるようなことは全くありません。

ハイレゾ音源を買い漁りたくなる衝動を抑えるのがしんどい。
なま

圧縮音源のアップスケーリング

圧縮音源をAI技術でハイレゾ級の音質にアップスケーリングする機能があります。

圧縮音源と聞くとMP3やAACだけでなくAppleロスレスやFLACなども圧縮音源ですが、ここで言う圧縮音源はMP3などデータ量を減らした非可逆圧縮を指していると思われます。

さすがにハイレゾ音源と同等ではありませんが、圧縮音源とは思えないほどの音質ではあると思います。

今までスマホやPCの空き容量を稼ぐためにAACに変換していましたが、全てWAVかFLACに変換しなおす必要がありそうです。

圧倒的なノイズキャンセリング

WF-1000XM4で性能が向上したのは、ハイレゾ再生だけではありません。

元々XM3で高い評価を得ていたノイズキャンセル性能をXM4ではさらに性能アップが図られています。

ノイズキャンセル機能をオンにした瞬間に今まで感じたことのない静粛が広がります。

AirPods ProではノイキャンONの状態でも完全無音ではなく周囲の雰囲気が伝わってくるのですが、XM4ではこれがほとんどありません。

最初は静かすぎて耳がキーンってなるくらい。

ハイレゾ再生の注意点 ※見落とし注意!

前項で絶賛した完全ワイヤレスによるハイレゾ音質再生について非常に重要な注意点があります。

ハイレゾ再生の注意点

  • iPhoneは最新機種も含めてLDACコーデックに未対応
  • AndroidスマホでもLDACコーデックに未対応の機種もある
  • LDACコーデック対応でもSRC回避できないと96kHz/24bitは再生できない

iPhoneはワイヤレスでのハイレゾ再生に未対応

iPhoneはLDACコーデックに非対応です。

したがって、このWF-1000XM4をBluetooth接続してもハイレゾ音源を存分に楽しむことはできません。

より正確に言えば、ハイレゾ音源をワイヤレスで再生することはできますが、44.1kHz/16bitにダウンコンバートされてしまいます。

iPhoneでも有線イヤホンを使用すれば48kHz/24bitまで再生することが可能です。

ワイヤレスでハイレゾを楽しむなら、LDAC対応のAndroidスマホやプレーヤーを準備する必要があります。

AndroidスマホでもLDACコーデック対応機種は限られる

Androidスマホであれば何でも良いかと言われたら、そうではありません。

最近発売されたスマホであれば対応している機種が多いと思われますが、格安機は非対応なこともあるので購入前に注意が必要です。

楽天モバイルで2021年12月に発売されている機種の一部を調べてみました。

メーカー機種LDACコーデック
SHARPAQUOS sense4 lite
RakutenHand / BIG / BIG s×
SONYXperia 10 III Lite
OPPOA73×
OPPOReno3 A

Rakutenブランドの機種は最新のBIG sも含めて全てハイレゾ非対応でした。

他はOPPO A73も非対応。

こうやって見ると、格安機はLDACコーデックに非対応なことが多いようです。

SRC回避しなければフルの性能は出せない

最近のスマホであればLDACコーデックでハイレゾ対応と前述で説明しましたが、実はまだ裏があるんです。

それがSRC(Sampling Rate Converter)という機能。(厳密には機能ではないんですが)

このSRCにより、出力されるサンプリングレートが強制的に48kHzに変換されてしまいます。

LDACは仕様上96kHz/24bitまで対応しているものの、SRCにより実質は最大48kHz/24bitまでしか対応できていないので、この制約をクリアする必要があります。

これをSRC回避と言い、スマホではXperia 1 II/IIIやXperia 10 IIIなどが設定によりSRC回避できるようです。

また、ソニーのWALKMAN(NW-A100を含む上位機種)もSRC回避ができますので、WF-1000XM4の実力をフルに発揮させるためには対応したソニー製スマホやウォークマンの準備が必要ですね。

AirPods Proと比べてどう?

「AirPods Proと比べてどう?」と銘打ったものの、音質を言語化するだけの語彙力を持ち合わせいないことに気づきました。

けど、AirPods ProとWF-1000XM4のどちらを購入するか悩んでいる人も多いことでしょう、SONYもAppleも大好きな私が独断と偏見で判定していきましょう。

ノイズキャンセル性能

WF-1000XM4

ノイズキャンセル性能はWF-1000XM4の方が優れているように感じました。

自室で比較してみたのですが、家の前を走るバイクの音がAirPods Proでは80%ほど削減された感覚で、XM4ではAirPods Proよりもう1段階抑えられた(90%くらい)感じです。

イヤーピースがAirPods Proはシリコン、XM4はポリウレタンフォームといった違いも影響していると思います。

同じイヤーピースで比べてもXM4は高いノイキャン性能だったよ。
なま

音質

WF-1000XM4

SRC未回避とは言えさすがハイレゾ音質といったところ。むしろ、AirPods Proは44.1kHz/16bit出力と考えたら驚異的な音ですね・・・

音の解像度や広がりなどは圧倒的にXM4が優れているのですが、AirPods Proの方が音作りが上手いというかすごく色艶のある音が出てくるので単純にどっちが音が良いとか言えないレベルにあると思います。

XM4の解像度の高さからくる余韻や残響は圧倒的。
なま

操作性

AirPods Pro

ペアリングから設定・操作までが圧倒的にシンプルなのがAirPods Proです。

イヤホンの伸びた部分(通称、うどん)をつまんで操作するので、誤操作がほぼありません。

ただし、それはiPhoneと接続する場合に限ります。

XM4も簡単にペアリングができますし細かい音や操作設定ができるのですが、別アプリ(Headphones)のインストールが必要となる点で及ばず。

設定や操作のしやすさはiPhoneとAirPods Proのタッグが最強!
なま

どっちが買い?

AirPods Pro

AirPods Proと悩んでいる人はiPhoneユーザーがほとんどではないでしょうか?

iPhoneユーザーであればAirPods Pro一択と言っても良いくらい相性の良いAirPods Proをおすすめします。

音質比較ではXM4に軍配を上げましたが、ぶっちゃけiPhoneを使っててAirPods ProからXM4への買い換えをあまりオススメしないくらいAirPods Proのポテンシャルは高いです。

WF-1000XM4

ワイヤレスでも少しでも良い音を追求したいというのであればWF-1000XM4で間違いないでしょう。

Androidユーザーであれば、AirPods Proの恩恵を受けることは限りなく少ないので、音質もノイキャン性能も上のWF-1000XM4の方が幸せになれます。

所有スマホがiPhoneやLDAC未対応のAndroidスマホであれば最新XPERIAに乗り換えるも良し、専用デバイスのWALKMANを買うも良しです。

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なぜWF-1000XM4?

今まではAirPods Proを使用しており、正直言って何の不満もなかったんですがYouTubeで見た動画に心奪われてしまいました。

その動画がこちら。

  • 独特のハスキーボイスと伸びのある高音が超絶魅力的なmiletさん
  • 鬼滅の刃 遊郭編の世界にドハマりの超絶迫力ある歌声のAimerさん
  • 完璧な音程にどこまでも透き通るような超絶透明感のある幾田りらさん

それぞれ全くベクトルの違うはずの声なのに合わさるとこんなにも美しいハーモニーになるのかと、ただただ驚きと感動を感じざるを得ません。

WF-1000XM4とTHE FIRST TAKEがコラボして作られたスペシャルムービーがあり、その音楽部分のみがTHE FIRST TAKEチャンネルで公開されています。

この動画について私ごときが多くは語りませんが、とにかく鳥肌ものなのでまだ見てない人はぜひ視聴してほしいです。

スペシャルムービーはこちら。

WF-1000XM4と一緒に買っておきたいアクセサリ

WF-1000XM4と一緒に買い揃えておいた方が良いアクセサリを紹介します。

イヤーピース

先日、AirPods Pro用にも購入して気に入ったSednaEarfit CrystalをWF-1000XM4用にも購入しました。

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XM4にはスタンダードタイプが使えます。

XM4に付属のイヤーピースは、指でつまんで潰してから耳に挿入してやらなければ性能が発揮できないポリウレタンフォームが採用されています。

私は取り付けに手間が必要な上、耳垢が付きやすく掃除しにくいこのポリウレタンフォームが好きではありません。

その代わり、外耳道に密着するので静粛性や低音域の太さは抜群です。

ケースから取り出したら耳にズボッと一発ではめるだけで最大限に性能を発揮してくれるこのSednaEarfit Crystalを買っておけば間違いないと思います。

耳掃除が甘いとSednaEarfit Crystalの性能が半減するので要注意!
なま

充電ケースカバー

ケースはシリコン製を購入しました。

XM4はブラックにしたのでケースはホワイトにしましたがパンダ感も良いしホコリが目立ちにくいのも良かったですね。

ケースに入れたままのワイヤレス充電も可能ですし、ステータス表示のLEDも見えるので、無名ブランドではありますがケースとしては満点です。

まとめ

完全ワイヤレスハイレゾイヤホンWF-1000XM4はすごく買って良かったものでした!

音の余韻が三度の飯より大好物だけど、邪魔なケーブルが大嫌いな私にとっては現時点でこれ以上ない最上の選択肢だと思います。

嫌いな私にとっては現時点でこれ以上ない最上の選択肢だと思います。

WF-1000XM4はワイヤレス環境で音質・ノイズキャンセル性能は間違いなく現時点でナンバーワン!
なま

比較対象としてAirPods Proを引っ張り出したんですが、思った以上にAirPods Proの音の良さに改めて気づかされることになったのもまた事実です・・・

あと、ハイレゾ対応機器を持っていてもハイレゾ音源が無かったら宝の持ち腐れ

私は、Amazon Music Unlimitedを契約しています。

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以前はハイレゾ音源を楽しむにはAmazon Music HDという契約が必要でしたが、現在は月額980円のUnlimitedでハイレゾ音源(ULTRA HD)も聴き放題になりました!

それでは良いミュージックライフを!

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