今まで、M1 MacBook AirをメインマシンとしてLightroom Classicでの写真編集・管理を行ってきました。
NASやCloudも使って突然のデータ消失・破損にはそれなりに対処していたんですが、如何せん速度がボトルネックで快適とは言えない環境でした。
この度、メインをM4 Mac miniに乗り換えるタイミングで環境の改善を図ることにしました。
外付けSSDやNASを使用してLightroom Classicを運用している人に参考にしていただければと思います。
Lightroom Classicの運用環境
今までの環境

これが今までM1 MacBook Airを母艦としたLightroomの運用環境です。
アクセス | バックアップ(1) | バックアップ(2) | |
---|---|---|---|
画像データ | NAS | Amazon photos | − |
カタログデータ | MacBook Air | 外付けSSD | − |
Lightroom Classicから、MacBook Air上のカタログデータとNASの画像(写真)データにアクセスしていました。
カタログデータと画像データは、定期的にそれぞれ外付けSSDとNASに手動バックアップを行っていました。
ここで問題となるのは、画像データをSDカードから直接NASに保存していたためデータ保存とプレビュー作成にかかる時間が膨大だったこと。
なぜ外付けSSDに画像データを保存しないの?と思われるかもしれませんが、500MB~1TBのものしか持っていなかったので画像データを保存するには容量不足でした。
それ以前は外付けHDDに画像データを保存していたんですが、それも相当遅かったです。
改善した環境

これが改善後のMac miniを母艦としたLightroomの運用環境です。
アクセス | バックアップ(1) | バックアップ(2) | |
---|---|---|---|
画像データ | 外付けSSD | NAS | Amazon photos |
カタログデータ | 外付けSSD | NAS | − |
Lightroom Classicから、外付けSSD上のカタログデータと画像(写真)データにアクセスするよう変更しました。
この外付けSSDは、今までのポータブルタイプではなく冷却性重視のケースにすることでサーマルスロットリングによる速度低下が起こらないようにしています。

このように、外付けSSDは2TBの容量で速度も内蔵SSDと遜色ないため、外付けSSDをメインのデータ格納場所にしました。
外付けSSDとNASは同期させますが、画像データは自動同期、カタログデータは手動同期させるように設定しています。
理由は、画像データはSDカードから取り込んでからは基本的に変更がかかることはありませんが、カタログデータはLightroomを開いて操作することでファイルが書き換わるからです。
Lightroomを開いたり閉じたりする度にカタログデータを同期されると少し邪魔なんですよね。
運用改善による効果
効果を数値化するのは難しいんですが、少なくとも下記メリットは感じています。
Amazon photosへのアップロードが速くなった
NASからCloudにアップロードするより、外付けSSDからアップロードする方が速くなってます。
SDカードからの写真取り込みが速くなった
今までNASに直接書き込んでいたので余計に遅かったので、取り込みからプレビュー作成までが一瞬で終わったように感じます。
書き出しが速くなった
書き出しを押してからファイルが書き出されるまでの時間が速くなってます。
1個の書き出しだと一瞬すぎて書き出されたことに気づかないくらいです。
プラグインの立ち上がり・処理が速くなった
Lightroomの機能はもちろんですが、Nik CollectionやPureRAWなどのプラグインが立ち上がる時間や処理を行う時間が圧倒的に速くなっています。
たまにプラグインが正常に立ち上がらないこともあったので本当に助かります。
写真を開く速度が速くなった
一覧表示からダブルクリックで1枚表示するのも速く、その状態でスクロールホイールで写真を送っていく動作も軽快の一言。今回の改善で最も体感できた部分がこれ。
まとめ

Lightroom Classicで快適に作業するために新たな環境を構築しましたが、大成功と言って良いでしょう。
- 転送速度の向上で全ての作業性がアップ
- 写真(画像データ)の二重バックアップで安心感アップ
デジタルカメラで写真を撮るのが趣味な人にとって、この2点の質がアップするなら多少のコストが掛かるのは仕方ないと思うんじゃないでしょうか。
M1 MacBook AirからM4 Mac miniに乗り換えるにあたってこれら恩恵が得られることを想定して清水の舞台から飛び降りてみましたが、想定通りの快適さが得られて一安心です。
Adobe Lightroomの購入(サブスク)
Lightroom Classicを使えるプランは、3種類です。
- Creative Cloudコンプリートプラン 7,780円/月
- フォトプラン(1TB) 2,380円/月
- Ligtroomプラン(1TB) 1,480円/月
1のコンプリートプランは、Adobeのクリエイティブ系アプリを全て使えるので高額になっています。
2のフォトプランは、LigtroomとPhotoshopの2種類のアプリが使用できます。
3のLightroomプランは、名前の通りLightroomのみ(Classic含む)が使えるプランで、Lightroomを使える最安プランはこれになります。
フォトプラン(20GB)は2025年1月で提供終了してしまいました。※既存ユーザーはそのまま使用可能。
以前はクラウドスペースが20GBと少ないものの、980円/月でLightroomとPhotoshopが使えたのでお得と言えるプランだったんですが、とうとう提供終了してしまいました。
さすがに1,480円/月でLightroomしか使えないのはお得とは言えませんし、Photoshopも使いたいとなると2,380円/月は趣味レベルではちょっと難しい金額になってしまいましたね。
これだと、いくらLightroomが良いソフトでも他社の買い切りソフトに切り替えるユーザーが増えるんじゃないでしょうか。