MacBook Airの拡張USB-Cドック「CalDigit TS3 Plus ドッキングステーション」

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以前、M1 MacBook Air向けのUSB-Cハブを紹介しました。

これは持ち運びを前提としたコンパクトなUSB-Cハブでしたが、自宅や仕事場で作業するにはポートが不足することがしばしば。

使用するたびにUSBケーブルの抜き差しをしていたら効率が非常に悪いんです。

ということで、それなりの種類と数のポートが備わったハブ、と言うかドッキングステーション(ドック)を購入しました。

M1 MacBook Airを使用してUSB-Cポートが足りないと思っている方は是非チェックしてみてください。

目次

おすすめのUSB-Cドッキングステーション

まず、USB-CハブとUSB-Cドックの違いってなに?というところですが・・・

私にはよくわかりません!

  • モバイル用 = ハブ
  • 据え置き型 = ドック

ということで良いかと思います。

ANKER – PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock

画像引用:ANKER

ANKERの据え置き型USBドックです。

USB-C (USB 3.1 Gen.2) ×3系統、USB-A (USB 3.1 Gen.1) ×3系統あり、背面のUSB-Cは85W出力のPD仕様になっているためほとんどのMacBookを稼働させることが可能です。

※16インチMacBook Proは難しいかも?

HDMI×2系統、DisplayPort×1系統を使用して3台のディスプレイに接続することが可能ですが、HDMIの2系統は複製表示となります。

項目仕様
入出力ポート
・USB-C×3 (USB 3.1 Gen.2)
・USB-A×3 (USB 3.1 Gen.1)
・SDカード×1 (UHS-I)
・microSDカード×1 (UHS-I)
・LAN×1 (GbE)
・HDMI×2 (Ver.2.0)
・DP×1 (ver.1.4)
・オーディオ×1 (アナログ出力)
PD最大出力85W
最大接続ディスプレイ数3
サイズ125×88×41mm
重量約370g
実勢価格19,990円
なま

Thunderbolt 3による高速通信が必要なければこれで十分!

ANKER – PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock

画像引用:ANKER

先に紹介したANKERのPowerExpand 13-in-1 USB-C DockのThunderbolt 3ポート対応版がこちら。

総ポート数は13と同じですが、USB-C/USB-Aが各4個に増え、SD/microSDカードスロットもUHS-IIに対応しており、より高速なデータ通信ができます。

ただし、フロントのUSB-C ×1系統とリアのUSB-A ×3系統は充電非対応なので注意が必要です。

HDMI ×1系統、Thunderbolt 3 ×1系統を使用して最大3台のディスプレイに接続が可能です。

※3台接続時はThunderbolt 3の出力を分配して2台に接続するため、2台は複製表示になります。

項目仕様
入出力ポート
・USB-C×2 (USB 3.1 Gen.2)
×2 (Thunderbolt 3)
・USB-A×4 (USB 3.1 Gen.1)
・SDカード×1 (UHS-II)
・microSDカード×1 (UHS-II)
・LAN×1 (GbE)
・HDMI×2 (Ver.2.0)
・DP
・オーディオ×1 (アナログ出力)
PD最大出力85W
最大接続ディスプレイ数3
サイズ126×89×42mm
重量約490g
実勢価格29,990円
なま

Thunderbolt 3は必要!オーディオ入出力は拘らない!という人にはおすすめ

CalDigit – TS3 Plus

画像引用:CalDigit

Apple Storeでも取り扱いのあるUSBドックです。

USB-CはThunderbolt 3を含む5ポート、USB-Aも5ポートあるので普通に使う分にはUSBポートが足りないってことはほぼないんじゃないでしょうか。

あと、オーディオ入出力も充実しており、光デジタル(S/PDIF)にも対応しているのも特徴のひとつ。

ちなみに、microSDカードスロットはないので、SD-microSDアダプタは別途必要になります。

DiplayPortとThunderbolt 3の各1系統を使用して2台のディプレイに出力が可能です。

項目仕様
入出力ポート
・USB-C×1 (USB 3.1 Gen.1)
×2 (USB 3.1 Gen.2)
×2 (Thunderbolt 3)
・USB-A×5 (USB 3.1 Gen.1)
・SDカード×1 (UHS-II)
・microSDカード
・LAN×1 (GbE)
・HDMI
・DP×1 (ver.1.2)
・オーディオ×1 (アナログ出力)
×1 (アナログ入力)
×1 (光デジタル S/PDIF)
PD最大出力87W
最大接続ディスプレイ数2
サイズ131×98×40mm
重量約470g
実勢価格33,000円
なま

接続する機器が多いならこれ一択!

USB-Cドック比較表

3製品を一覧表にまとめました。

メーカー
型式
ANKER
PowerExcpand
ANKER
PowerExpand Elite
CalDigit
TS3 Plus
入出力総ポート数131315
USB-C×3 (USB3.1 Gen.2)×2 (USB3.1 Gen.2)
×2 (Thunderblot3)
×1 (USB3.1 Gen.1)
×2 (USB3.1 Gen.2)
×2 (Thunderblot3)
USB-A×3 (USB3.1 Gen.1)×4 (USB3.1 Gen.1)×5 (USB3.1 Gen.1)
SDカード×1 (UHS-I)×1 (UHS-II)×1 (UHS-II)
microSDカード×1 (UHS-I)×1 (UHS-II)
LAN×1 (GbE)×1 (GbE)×1 (GbE)
HDMI×2 (Ver.2.0)×2 (Ver.2.0)
DP×1 (ver.1.4)×1 (ver.1.2)
オーディオ×1 (アナログ出力)×1 (アナログ出力)×1 (アナログ出力)
×1 (アナログ入力)
×1 (光デジタル SPDIF)
PD最大出力85W85W87W
ディスプレイ出力HDMI/DP 最大4K@60HzHDMI 最大4K@60Hz
Thunderbolt3 最大5K@60Hz
DP 最大4K@60Hz
Thunderbolt3 最大5K@60Hz
最大接続ディスプレイ数332
サイズ125×88×41mm126×89×42mm131×98×40mm
重量約370g約490g約470g
実勢価格19,990円29,900円33,000円

私の購入したUSB-Cドック

私が購入したのはこちら。

CalDigit – TS3 Plus

TS3 Plusの簡単紹介

簡単に説明していきますね。

フロントには下記5ポートがあります。

  • SDカード
  • アナログオーディオ入力(マイク端子)
  • アナログオーディオ出力(ヘッドホン端子)
  • USB-C (USB 3.1 Gen.1)
  • USB-A (USB 3.1 Gen.1)

基本的に、一時的に接続するような使い方になるかと思います。

リアには下記10ポートがあります。

  • USB-A (USB 3.1 Gen.1) ×5系統
  • Thunderbolt 3 ×2系統
  • USB-C (USB 3.1 Gen.2)
  • 光デジタル出力
  • DisplayPort 1.2
  • ギガビットLAN

本体と同じくらいの大きさがある電源アダプタ。

大きさがわかりやすいよう、AirPods Proを上に置いてみました。

TS3 Plusの接続仕様

私はこんな感じに接続しています。

フロントは、ほぼSDカードスロットのみ使用している状態です。フロントにケーブルを挿すとごちゃごちゃして見えるのであまり好きじゃないんです。

ヘッドホンは滅多に使うことはありませんし、マイクに至っては全く使いません。

USB-C/USB-Aも常時接続することはなく、一時的にUSB機器を接続するのみです。

リアはこんな感じ。

USB-Aはリア側で外付けHDDやペンタブ、iPhone充電用のLightningケーブルを挿入しています。

速度が稼げるUSB-C Gen.2には外付けSSDを、光出力は中華アンプ(D302J+)を接続しています。

DisplayPortケーブルが家になかったので外部モニターにはUSB-Cを使用しました。

TS3 Plusの密かな特徴

TS3 Plusにあって他の製品にはない特徴があるんですが、製品紹介では全然その良さをアピールできていません。

それは、

全てのUSB-C/USB-Aポートが充電に対応している。

ことなんですね。

ANKER製品など説明を良く見ればわかりますが、一部USBポートは充電に対応していません。

iPhoneを接続しても同期はできるが充電はできないということ

私的にはこれは相当使いにくいです。

リア側にペンタブレットやApple Watchの充電ケーブルを接続するので、充電できないと非常に困ります。(フロントには極力接続したくないので)

こういった部分をしっかり伝えたら、TS3 Plusの良さがより際立つ気がするんですけどね。

まとめ

以前、USB-Cハブを介して外付けSSDを接続していた時は、スリープから復帰させると大量の「ディスクの不正な取り出し」エラーが出ていたんですが、このUSBドックに接続してからエラーが出なくなったので一安心です。

エラー多発は心臓に悪いので助かりました。

あと、アンプ(D302J+)との接続もUSBから光デジタルに変更しました。

しかし、D302J+は光デジタル入力の場合は192kHz/24bitに対応しているのに96kHz/24bitまでしか選択ができません・・・謎

192kHzと96kHzの違いを聴き分けられるの?

なま

いや、それは無理なんだけど・・・

では、最後にまとめ。

CalDigit TS3 Plusの良い点
  • 総ポート数が15個もある
  • 全てのUSBポートが充電・データ通信に対応
  • オーディオ入出力が充実
CalDigit TS3 Plusのイマイチな点
  • モニター出力の仕様が低い
  • 保証が30日間しかない

M1 MacBook Airと一緒に使いたいおすすめのアクセサリも別の記事で紹介しています。

それでは、良いパソコンライフを!

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