AppleWatchのバンドは純正品が良いのか?格安の社外品でも良いのか?
というのが今回のメイン題材です。
結論を先に言ってしまうと、断然「純正バンド」を押します!
純正バンドと格安バンドの違いや、私がおすすめするバンドなど理由も含めてご紹介します。
- AppleWatch用バンド(純正品)
- AppleWatch用バンド(格安品)
- 純正品と格安品の徹底比較
- 私のおすすめバンド
AppleWatchのバンドについて
純正バンド
AppleWatchの純正バンドは2021年2月現在で9種類リリースされています。※エルメス・ナイキモデルは除く。
- ソロループ(樹脂)
- ブレイデッドソロループ(樹脂)
- スポーツバンド(樹脂)
- スポーツループ(樹脂)
- レザーリンク(革)
- モダンバックル(革)
- レザーループ(革)
- ミラネーゼループ(金属)
- リンクブレスレット(金属)
一部を写真付きで紹介します。
ソロループ
4,800円(税別)
シリコン製で完全にリングになったデザイン。
バックルがないので、身に着けるときはゴムを伸ばして手を突っ込むんですが、簡単にちぎれるようなものではありません。
ブレイデッドソロループ
9,800円(税別)
上のソロループと同じ構造で素材の違うタイプ。
”シリコーン糸混紡リサイクルヤーン”とApple公式サイトには記載があるので、毛糸?とシリコンの糸を混紡したものを編み込んでいます。
スポーツバンド
4,800円(税別)
”フルオロエラストマー”という高機能樹脂素材*を使い、ピンをはめ込む穴位置でサイズを調整します。
※特性的に耐寒性能は低いので寒冷地での使用には向いていないかもしれません。
スポーツループ
4,800円(税別)
通気性に優れたナイロン製のバンド。
面ファスナーで調整ができるので腕のサイズに柔軟に対応することができます。
レザーリンク
9,800円(税別)
レザーを使ったバックルのないすっきりとしたデザイン。
マグネットで固定するためスポーツループ同様にサイズは無段階調整です。
ミラネーゼループ
9,800円(税別)
ステンレス(316L)スチールを織り込んだメッシュ状のモダンなデザイン。
少し古いデザインにも見えますが、リンク式に比べて腕にフィットするのでつけ心地が良いのが特徴です。
こちらもレザーリンク同様にマグネットで固定するため無段階調整が可能です。
格安バンド
Amazonで”AppleWatch バンド”と検索すると、純正バンドと同じものにしか見えないベルトが多数表示されます。
純正バンドとは全く異なるデザインのものもあり、金額も1,000円切るものから2,000円ちょっとくらいまでの格安製品ばかり。
※今回はApple純正バンドに敬意を込める意味でも社外バンドのリンクは貼っていません。
Apple商品名 | Apple価格 | 類似品価格 |
ブレイデッドソロループ | 9,800円 | 1,800円前後 |
スポーツバンド | 4,800円 | 900円前後 |
スポーツループ | 4,800円 | 1,000円前後 |
レザーリンク | 9,800円 | 2,000円前後 |
ミラネーゼループ | 9,800円 | 1,200円前後 |
リンクブレスレット | 37,800円〜 | 2,800円前後 |
比較すると、格安バンドの安さが際立ちますね。
これで純正バンドと変わらないクオリティがあるならもう格安バンドを買わない手はないんですが・・・
純正バンドと格安バンドの徹底比較(ブレイデッドソロループ編)
どっちが純正バンドでどっちが格安バンド(1,800円)かわかりますか??
多分ひと目でわかるかと思いますが、純正バンドが右で、格安バンドが左です。
実は、先に格安バンドを購入していました。
(純正バンドの納期が長かったのでそれまでの繋ぎとして購入しました。)
純正バンドを見るまでは、別に格安バンドでも良いんじゃないの?って思ってたよ。
で、純正品が届いて愕然しました。
比べるのが可愛そうなくらい、ぜんぜん違うんですよね。
バンドもそうですが、AppleWatch本体に固定する部品の仕上がりも雲泥の差があります。
ちなみに、純正バンドには固定部品にサイズが刻印されていました。
印刷じゃありませんよ!刻印です。
こちらは格安バンド。
取り付けると固定部品がわずかに本体からはみ出してます。
色も安っぽさが拭いきれません。(1週間ほど使用していますが濡らしたりしておらず、元からこんな色です。)
比べて純正バンドはこんな感じ。
とりあえず美しい編込みが目に入ってきますね。
純正の方は固定部品は内部に奥まって見えません。編み込みを折り返して部品で挟み込んでいるのでバンドのエッジが見えている状態ですが、4箇所全て同じように処理されておりチープさは皆無です。
どこをとっても純正バンドの良さしか感じられないよね。
- 混紡糸の色・太さにムラがなく、編み込みも均等できれい
- バンド全体に歪みがなく真っ直ぐ
- 固定金具が美しく、脱着がスムーズ
- バンドと固定金具のつなぎ目の処理が均一で強度もある
- 全体が柔らかく腕に優しくフィットする
「全体が柔らかい」という点について、上の2枚の写真を見てもらうとわかりやすいのですが、置いたときにAppleWatch本体の沈み込みに差があることがわかるかと思います。
格安バンドが立っているのに対し、純正バンドの方はシナリがあります。
この柔らかさが腕に着けたときのフィット感に直結しています。
純正バンドの悪い点を挙げるとしたら、言わずもがな「価格が高い」ことでしょう。
仕上がりやパッケージなどを見れば妥当としか言えないクオリティなんですが、単純に金額だけを見たら高いとか言えませんよね。
TPOや気分に合わせてバンドを替えたいと考えたとしても、純正ベルトだけを何本も準備するのはちょっと難しいような気がします。
ただ、格安品の方はバンドと固定部品のつなぎ目が千切れやすい(実際に既に千切れかかっている)のでいくら安くてもすぐ壊れるようでは半分お金を捨てているとしか思えません。
おすすめのバンド
私のおすすめはもちろん純正の”ブレイデッドソロループ”です。
(上の写真は”アトランティックブルー”というカラーです。)
- 編み込みだから汗が籠もる感じがない
- 柔らかくて手首の締めつけ感がない
- 机やPCにダメージを与えない
- ちょっとだけオシャレ感がある
標準のスポーツバンドも柔らかいエラストマーで着け心地は極上だったんですが、金属のピンが使われているので使っていません。
キータイプするとき、ちょうどデスク側にピンがあるので手首に違和感があるのと、デスクに傷が付きやすいという2点が理由です。
そういう理由でミラネーゼループやリンクブレスレットという金属製バンドも使いません。
(リンクブレスレットは価格的にも買えません!時計本体よりバンドの方が高くなりますよね。)
あと、スポーツループは面ファスナーが苦手なので却下。
レザーリンクは上の理由には該当しませんが、私的にはAppleWatchはレザーで合わせる環境で使うことはないかなと考えているためです。
アクティビティな用途であれば樹脂系バンドの方が適していますし、フォーマルな用途であれば機械式を着けますので。
と言ってますが無職にフォーマルな場面なんてないんですけどね!
AppleWatchのバンドのまとめ
たかがバンドのくせに高すぎる!
確かにそうだけど、金額に見合うクオリティだよ。
どっち買ったって他人にはわかりゃしないよ!
確かにそうだけど、金額に見合う満足感は得られるよ。
いや、その金額を出すだけの価値がオレにはわかんない!
無理して純正である必要はないから格安ベルトでも構わないと思うよ。
結局、純正バンドが良いのかか格安バンドが良いのかは十人十色となってしまうんですが、私的にはApple純正のブレイデッドソロループをおすすめします!
どちらにしても良いAppleWatchライフを!