先日、iPhoneからAndroidのPixel 7 Proに乗り換えました。
Pixel 7 Proの目玉機能とも言える「カメラ」に今回は焦点を当ててみたいと思います。
撮影サンプル
百聞は一見に如かずということで、さっそく作例を見ていただきましょう!
スマホカメラでもデジカメ顔負けの写真が撮れるんだぞ!という意図ではないので、画角や色合いなどの参考に見てもらえれば幸いです。
日中
空港の展望エリアで撮影してきました。
光学5倍だと今までは諦めていたアップの写真が簡単に撮れます。
色味の判断はちょっと難しいサンプルかもしれませんが、変に強調されている印象もなく自然な色味で好感が持てます。
0.5倍はもちろん肉眼では全くわからなかった、飛行機前部にいるスタッフも30倍でははっきりと写っています。
と、超解像30倍ズームのことばかり言っていますが、実際は光学5倍までしか使っていません。
本当に光学5倍がスマホに搭載されるとは思ってもいませんでしたし、スマホがあればコンデジとかいらないんじゃ?とも思ってしまったのも事実です。
夜
撮影条件の厳しい夜間撮影のサンプルです。
夜間は電灯など明るい部分が白飛びしやすかったりするんですが、しっかり階調が出てます。
ここでも超解像ズームの30倍が驚くべき性能で、時計の文字どころか目盛まではっきりと確認できますね。
動画
これはあくまでお遊びで撮ったものですが、一応載せておきます。
超解像30倍ズームで撮影し、00:15くらいで0.5倍に倍率変更しています。
さすがに動画では静止画以上にノイズが目立ちますが、特筆すべきはその手ブレ補正の効きとフォーカスがしっかりと飛行機に追従してくれているところです。
また、動画撮影中に倍率を切り替えることができる点も地味に使いやすいと感じました。
「倍率なんて当たり前に変えられるじゃん」と思うかもしれませんが、iPhone 12 miniのときは倍率を変更することはできても、2種類のレンズをまたがる変更はできなかったんです。
0.5倍で撮影中に1倍に変更する場合を例にすると、0.5倍レンズ→1倍レンズに切り替わるのではなく0.5倍×デジタル2倍で1倍となっていたんです。
同じ1倍でも、光学1倍と光学0.5倍×デジタル2倍では画質の差は歴然ですよね。
Pixel 7 Proは動画撮影中にレンズをまたがる倍率変更を行っても適したレンズに切り替わってくれるので最良の画質で撮影できるというわけです。
気になる点
ごくまれですが、カメラを起動した直後にカメラアプリが落ちることがありました。
特にPixel 7 Proを購入した直後に発生していた記憶がありましたが、最近は経験がないのでもしかしたらアップデートで改善されたのかもしれません。
気になる点はそのくらいで画質も文句ないし、ズームレンズも最高です。
まとめ
iPhoneからPixelに乗り換える一番の理由は、以前の投稿にも書いたとおりUSB-Cと指紋認証の2点が大きかったのですが、同じくらい気になってたのがこのカメラ性能でした。
光学5倍で撮れる世界はスマホの枠を超えているといっても過言ではないと思います。
私自身、ミラーレス(E-M1 Mark2)やコンデジ(GRIII)を使う身としてこれ以上のデジカメ業界の縮小は望んでいないのですが、これほどまでに進化するスマホカメラを目の前にするとデジカメ業界の宿敵の壁の高さに圧倒されてしまいました。
もちろんスマホカメラの気軽さはデジカメでは絶対にかないませんが、デジカメでしか撮れない写真があるのは間違いない事実。少しでも良さを伝えられるようたまには作品も掲載しないとですね。
※「デジカメ」という単語はミラーレス機や一眼レフ機、コンパクト機など撮影専用デジタルカメラの総称として使用しています。