使用しているM1 MacBook Airの内蔵ストレージでは足りないので、外付けSSDを購入したのは以前の記事のとおりです。
その際の記事でも候補として挙げていた、SAMSUNG T7という超コンパクトな外付けSSDを購入したので、今回はそのサイズ感や速度チェックをやっていきたいと思います。
持ち運びに便利な外付けSSDを探している人は必見ですよ。
- 軽量・コンパクトで持ち運びに便利
- 最大1,000MB/sを超える高速データ転送
- 1TBで1.5万円を切るコストパフォーマンス
SAMSUNG T7
外観
外形サイズは85×57mmです。(ケーブル含まず)
厚みは8mmなので、iPhone 12 miniのほぼ半分と言えばわかりやすいでしょうか。
ケースはアルミ製でカラーアルマイトの表面処理が施されています。
ケース自体の剛性もあるようで、指で押したぐらいではビクともしません。
ちなみにカラーは3色設定されています。
- Titan Gray(グレー)
- Indigo Blue(ブルー)
- Metallic Red(レッド)
私はカラーのラインナップがあることを知らないまま購入しました。
Macに合わせたカラーリングがあると嬉しいな。
T5は容量ごとに選べるカラーが決まっていたんですが、T7は容量にかかわらず3色から選べます。
手に持った感じ
とにかく軽いです。
それもそのはず、ケーブルを除いた本体だけでたった63gしかありません。(仕様上は58gですが・・・)
別体タイプの外付けSSDとのデータ転送比較
私が持っている外付けSSDは3つあります。
今回購入したT7と、ケースとSSDを別々に購入する(別体)タイプが2種類。
それぞれを比較してみました。
項目 | SAMSUNG T7 | Crucial P2 / AOTECH | SAMSUNG 860 EVO / AINEX |
---|---|---|---|
インターフェース | NVMe | NVMe | SATA |
最大読み込み速度 | 1,050 MB/s | 2,400 MB/s | 550 MB/s |
最大書き込み速度 | 1,000 MB/s | 1,800 MB/s | 520 MB/s |
サイズ | 85×57×7 mm | 105×35×11 mm | 100×33×9 mm |
重さ | 63 g | 59 g | 50 g |
実勢価格 | 16,144 円 | 12,661 円 (9,381円+3,280円) | 17,414 円 (14,990円+2,424円) |
速度比較
かなり前に購入した860 EVO + AINEXケースの別体タイプはSATAインターフェースなので、T7と同じ土俵で比べるならCrucial P2 + AOTECHの別体タイプになりますね。
まずはT7の速度
書き込み:734.8MB/s
読み込み:692.9 MB/s
Crucial P2 + AOTECH
書き込み:721.4 MB/s
読み込み:663.0 MB/s
SAMSUNG 860 EVO + AINEX
書き込み:517.5 MB/s
読み込み:531.8 MB/s
最速SSDはT7だった
順位 | 商品名 | 書き込み速度 | 読み込み速度 |
---|---|---|---|
1位 | SAMSUNG T7 | 734.8 MB/s | 692.9 MB/s |
2位 | Crucial P2 / AOTECH | 721.4 MB/s | 663.0 MB/s |
3位 | SAMSUNG 860 EVO / AINEX | 517.5 MB/s | 531.8 MB/s |
読み込み・書き込みともSAMUSNG T7が速いという結果でした。
Crucial P2 + AOTECHも検討したんですが、わずかに及ばず。何回測定してもこのくらいの差がありました。
3位のSAMSUNG 860 EVO / AINEXはインターフェースがSATAなので、NVMeの上位2機種とは大きく差が開く結果となりました。
1位と2位の差は僅差で、体感では微々たる差なんだけどね。
サイズと重さ
項目 | SAMSUNG T7 | Crucial P2 / AOTECH | SAMSUNG 860 EVO / AINEX |
---|---|---|---|
サイズ | 85×57×7 mm | 105×35×11 mm | 100×33×9 mm |
重さ | 63 g | 59 g | 50 g |
結論から言うと、SAMSUNG 860 EVO + AINEXが最も軽量・コンパクトです。
これは数値上だけではなく実際の体感でも同じ。
AOTECHより寸法的には少し小さいくらいですが、ケースの角が丸くなっているので持ってみるとかなり小さく感じます。
それより若干大きく重さを感じるのが、Crucial P2 + AOTECH。
この2機種はかなり軽量・コンパクトの部類です。
SAMSUNG T7はズッシリ感と手に持ったときのサイズ感が、他2機種と比べると大きく感じます。
とは言え、T7も外付けHDDとは比べ物にならないくらいコンパクトで軽量な外付けストレージなんですけどね。
まとめ
ということで、私が所有している中の最速SSDはSAMSUNG T7となりました。
ただ、価格は2割ほど別体の方が安いので、サイズ感やコストを考えると別体タイプを選ぶ方が良いのかなと思います。
個人的には、SSDとケースを別に揃えるのがおすすめです!
それでは、良いSSDライフを!