iPhone 17シリーズが2025年9月19日に発売開始されました。
争奪戦に敗れた私の元にも少し遅れて到着したので簡単に紹介記事を作ってみることにしました。
(9月末に届いていたもののサンプル画像を準備するのに時間が掛かってしまいました)
私が購入したのは、
iPhone 17 Pro / シルバー / 256GB
という最も無難と思われる機種。

iPhone Airが今回の発表の目玉のようでしたが、私が必要だったのはカメラ性能だけなので無印やAirと比べることはありませんでした。
iPhone 17 Pro
仕様比較
iPhone 17 Pro | iPhone 16 Pro | iPhone 15 Pro | |
---|---|---|---|
チップ | A19 Pro | A18 Pro | A17 Pro |
ディスプレイ | 6.3インチ | 6.3インチ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
メモリ *非公表 | 12GB | 8GB | 8GB |
ボディ素材 | アルミ | チタン | チタン |
サイズ (mm) | 150.0×71.9×8.75 | 149.6×71.5×8.25 | 146.6×70.6×8.25 |
重量 (g) | 206 | 199 | 187 |
カメラ (メイン) | 48MP | 48MP | 48MP |
カメラ (超広角) | 48MP | 48MP | 12MP |
カメラ (望遠) | 48MP | 12MP | 12MP |
カメラ (フロント) | 18MP | 12MP | 12MP |
ビデオ撮影 (最大) | 4K@120 | 4K@120 | 4K@60 |
デュアルキャプチャ | 〇 | - | - |
手振れ補正 (メイン) | 光学式 | 光学式 | 光学式 |
手振れ補正 (望遠) | 光学式 | 光学式 | - |
風切り音低減 | 〇 | 〇 | - |
ビデオ再生時間 | 33時間 | 27時間 | 23時間 |
ネットワーク | Wi-Fi 7 Bluetooth 6 | Wi-Fi 7 Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
SIM | デュアルeSIM | eSIM / 物理SIM | eSIM / 物理SIM |
ストレージ | 256 / 512 / 1T | 128 /256 / 512 / 1T | 128 /256 / 512 / 1T |
価格 (256GB) | 179,800円 | 174,800円 | 174,800円 |
私が今までメインで使っていたのはiPhone 15 Proです。

私が重心しているのはカメラ性能で、望遠の48MP対応に惹かれて17 Proを購入しましたが、15 Proや16 Proのカメラ性能に満足しているなら17 Proは不要ですね。ほとんど進化してません。
Geekbench 6スコアチェック
iPhone 15/16/17 Proの3機種のベンチマークスコアを比較してみました。

CPUスコアは微アップですが、GPUスコアは16 Proと比べても40%、15 Proと比べると70%近く向上しています。
これはM2 iPad Airよりも高いスコアです。
これがそのまま性能差として実感できるわけではありませんが、スコアで差が出てくれた方が買い替え甲斐が感じられますよね。
カメラ性能チェック
iPhone 15 Proと17 Proのカメラ性能の比較をしてみました。
どちらもカメラを立ち上げて撮影ボタンを押すだけの完全JPG撮って出しです。
超広角


iPhone15 Proが12MP、iPhone 17 Proが48MPなので拡大すると差は歴然ですね。
切り出し画像


メイン


どちらもメインカメラは48MP対応です。
ただ、撮影時にiPhone 15 Proの設定をミスしてしまい24MPで記録していたので、この画像は拡大すると精細さに差がありますが、実際は同等と考えて問題ありません。
望遠




2倍は1倍の切り出し(48MP→12MP)なので双方に差はありません。
ズームレンズはiPhone 15 Proが3倍、iPhone 17 Proが4倍となっていますが、iPhone 15 Proの12MPに対してiPhone 17 Proは48MPのため超広角と同様にアップすると差が歴然に現れます。
切り出し画像


8倍光学品質ズーム

これが日本で一時期話題になった8倍光学品質ズームです。(17シリーズ発表直後は「8倍光学ズーム」と謳っていた)
不当表示はよくありませんが、スマホで見たりL判プリントくらいなら十分使える品質だと思います。
超望遠


超望遠域もクロップしているだけなので元画像の解像度で差が出ます。
iPhone 17 Proの方は15倍でも木の節目がしっかり写ってますね。
切り出し画像


40倍デジタルズーム


さらに40倍までアップしても木の材質感もそれなりに表現できているのがわかります。ただ、右のサンプル画像のように細かい描写まではできないため「40倍までズームできる」というだけで「40倍でも使える」というものではありません。
iPhone 17 Proのアクセサリー
どのシリーズも変わり映えしませんが、iPhone 17 Proで使っているアクセサリーを紹介しておきますね。
のぞき見防止ガラスフィルム

今回はNIMASOののぞき見防止タイプを購入してみました。
縦持ち時の横方向からののぞき見を防止できるタイプです。電車などで自分がどんなサイトを見ているかとかゲームをしているとか見られるのはちょっと恥ずかしいですよね。
正面から見るとこんな感じ。

どちらも最大輝度に設定していますが、のぞき見防止フィルム(左)の方が暗くなっていることがわかります。
これが斜めから見るとこうなります。

角度的には30度くらいでしょうか、のぞき見防止フィルムの方は画面がほぼ見えなくなりました。
クリアケース

ケースは、Spigenのクリアです。
iPhone 15 Proは本体が見えないタイプを使用して今しがた、今回はシルバーを見えるようにしたかったからです。
カメラコントロール周辺は大きめのテーパが掛けてあるため操作しやすくなっています。

本当はMagSafeのマグネットのないタイプで少しでも軽量化を図りたかったんですが、MagSafeの便利さを知ってしまうと止められないんですよね。
TPU素材を使う限りクリア系は絶対に変色してしまいますが、消耗品として割り切りましょう。
ストラップ
ストラップは、topologie(トポロジー)のφ6mmタイプを使っています。

8mmはラインナップもたくさんあるんですが、スマホにはちょっと太すぎるので私は6mmを愛用しています。
iPhoneとケースの間に入れるタイプのストラップアダプターを使ってストラップを取り付けるようにしているんですが、充電時やスタンドに置くときに邪魔なんですよね。
もっと画期的なストラップ固定方法が出てくれると良いんですが。
Appleから初めてクロスボディストラップというストラップがiPhone 17シリーズと一緒に発売されましたが、ストラップをケースに固定する部分があまりに安っぽいのでパス。
まとめ

ボディのメイン素材がチタンからアルミに戻ったり冷却効果がアップしているなどのアピールポイントはいくつかあるようですが、カメラ性能の向上が一番のポイントだと思います。
iPhone 15 Proからは超広角と望遠のセンサーが12MPから48MPに大幅向上していますが、iPhone 16 Proからの向上しているのは望遠のみとなりアピールポイントとしては一層薄まってしまいます。
結論:
ビデオや静止画で望遠を使うならiPhone 17 Proは買い!望遠を使わないなら保留!
私は望遠をそれなりに多用するので、iPhone 17 Proが期待どおりで満足しています。
また重量増(iPhone 15 Proから約20グラム増)なので身構えていましたが、手に持ってみると実感するほどではなかったので一安心です。
iPhone 15 ProからiPhone 16eに乗り換えた時は明らかな軽さを実感したんですけどね。(20グラム軽い)
今回のAppleの製品発表を見ましたが、最近のiPhoneはAndroidスマホに後塵を拝してばかりに思えます。iPhone Airも薄いだけで代償として機能を削りすぎだし、そもそもAirより薄いAndroidスマホはありますしね。
と言ってもiOSの操作性やMacとの親和性を考えるとAndroid機をメインにすることはないんですが、そろそろAndroidユーザーをもアッと言わせるような革新的機能を実装してほしいと勝手に期待してしまいます。