スニーカーと言えば何を頭に浮かんでくるでしょうか?
私は、NIKEのAIR FORCE 1(エアフォース ワン)です。
私はよく歩くんですがエアフォースワンは歩くためのシューズではないので、移動が多いと足がすぐに痛くなります。
散歩にも使えるおしゃれなものがないか探していたところ、両立できるスニーカーを発見したのでご紹介します。
On – THE ROGER Advantage
見た目は至って普通のスニーカーですが、中身はCloudTecやSpeadboardといったOnの技術がふんだんに盛り込まれたシューズなのでどこまででも歩いていけそうな感覚があります。
おしゃれと歩きやすさを両立できるスニーカーを探している人は必見です。
現在の愛用スニーカー2種
NIKE AIR FORCE 1
言わずと知れたナイキのスニーカー「AIR FORCE 1(エアフォース ワン)」です。
スニーカーとして外で使用するのが当たり前ですが、元々はバスケットボール用シューズとして開発されたもの。
走ったりジャンプしたり激しいスポーツのためのシューズとは言え、ソールのデザインはお世辞にもウォーキングに適しているとは言い難く、散歩には不向きなシューズです。
でもこのシンプルさがどんなスタイルにも合わせやすく使い勝手の良いスニーカーなんですよね。
On Cloud 5
2010年にスイスで生まれたOn(オン)。
まだ知らない人も多い新しいブランドですが、このロゴを冠したシューズを一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
「雲の上を走る」という意味が込められたCloudTecがOnを代表するクッション技術。
本格的なランニングシューズの中で、タウンユースでも使えるカジュアルなモデルがこのCloud 5で、もちろんCloud Tecが採用されています。
普段運動しない私でも10キロ以上軽く歩けてしまうのでCloud Tecの技術の凄さは身をもって実感しています。
ただ、見た目が特徴的過ぎるのが難点ですね。(Cloud 5はまだシンプルな方)
THE ROGER Advantage
THE ROGER Advantageとは
このシューズの外観と名前を見てピンと来た人はかなりカンが鋭いです。
このシューズは、Onとロジャー・フェデラーが共同で開発した製品なんです。
ロジャー・フェデラーはスイス出身の男子プロテニスプレーヤーで、グランドスラムを20勝、キャリア・グランドスラムも達成した、言わずと知れたテニス界のレジェンドです。
そのため、一見テニスシューズにも見える外観になっているんですが、一応これはタウンユースモデルとなっています。
外観
サイドから見ると、エアフォース ワンと同じように厚めのフラットなソールに、控えめなOnのロゴがあるシンプルなデザインです。
人工皮革を使用しており安っぽさは全くありません。
後ろ側には左足にOn、右足にロジャーを意味するRのロゴが入っています。
アッパーにも人工皮革が使われています。
通気孔はありますがメッシュに比べるとどうしても通気性は劣るのは否めません。
実際、Cloud 5と比べると長時間歩いた時の足は蒸れやすいですね。
ソール面を見ると、バスケットシューズやテニスシューズとは全く異なることがわかります。
中心に溝があり、その側面がCloud 5などと同じようなCloudTecのソール形状になってますね。
(Onのシューズは溝が無くても全てのモデルにCloudTecが採用されているんですけどね)
履き心地
こればっかりは履いてみないと文章だけでは伝わらないと思いますが、一応レビューしていきます。
エアフォースワンと同じ27.5cmでも明らかにTHE ROGER Advantageの方が窮屈に感じます。
私は幅広甲高の典型的な日本人足なので窮屈なだけで、細め~普通の足形状の人なら全く窮屈感なく履けると思います。
時間が経てば皮革も伸びるから少しの辛抱。
とにかく軽い
とりあえず履いてまず思ったのは軽い!ってこと。
箱を持った時点で軽いのはわかってたんだけどね。
エアフォースワンは片足で440gですが、THE ROGER Advantageは285g。
両足で310gも軽かったら長距離歩いた時の疲労度は全く違いますよね。
クッション性が良い
クッション性はさすがCloudTecです。
見た目からは想像できないレベルで着地時の衝撃が和らげられているので、膝への負担が少なく長時間歩いても辛くないんです。
全体的に柔らかい
Cloud 5のような雲を上を走る感覚はさすがに劣るものの、このタイプの他のスニーカーと比べると歩きやすさは雲泥の差があります。
柔らかいだけじゃなく、中底にあるSpeadboardにより一歩を蹴り出すための反発力もしっかりあるので歩くのが本当に楽です。
表皮もアウトソールもエアフォースワンよりはるかに柔らかいよ。
マイナス点
本格的なウォーキングができるスニーカーであることは間違いありません。
ただ、Cloud 5に比べると全体的なフィット感が少し劣るかなと感じました。
特にインソールと足の裏に部分的な隙間がある感じがあったんですが、これはインソールを交換したら改善できそうですね。
価格は1.7万円なので決して安くはないです。
エアフォースワンが1.5万円前後なので、一般的に知名度の低いブランドにナイキより高い値段は出せないと考えるか、人と被りにくくしかも高性能なスニーカーに魅力を見出すか、どちらかですね。
絶対交換したいシューレース
シューレース(靴ひも)って毎回ほどいたり結んだりするの面倒じゃないですか?
面倒くさがりの自分にとって靴紐を毎回結ぶのは耐えられないので、基本的に結ばなくてよいようなシューズを購入します。
とは言ってもそんなシューズは多くなく、ベルクロかBOAくらい。
BOAは、靴ひもの代わりに細いワイヤーとそれを巻き取るリール(ダイヤル)で構成されたシステムです。
ダイヤルを回すことでワイヤーが巻き取られて靴ひもをきつく締めあげることと同様の働きをします。ダイヤルを引っ張り上げることでワイヤーが緩むので、靴ひもよりはるかに簡単に扱うことができます。
私はニューバランスのBOA対応シューズも愛用しています。
BOAシステムは後付けできないので対応シューズを買うしかないんですが、そもそもタウンユース向けのBOA対応シューズは少ないんですよね。
ちなみに私のBOA対応シューズも廃盤品です。
前置きが長くなりましたが、本題はここから。
BOAシステムを後付けできるのが一番良いんですがそれはできません。となるとBOAは諦めて
普通のシューズにも使える脱ぎ履きが簡単になるものを探すしかありません。
そこで、現在私が使っているアイテムがこの2つ。
On Cloud 5に使用しているのが上のゴムタイプの商品で、今回購入したTHE ROGER Advantageには新たに細ひもタイプを使ってみました。
ゴムタイプは靴ひもがゴムで伸び縮みしてくれるので、緩めたり締めたりしなくても脱ぎ履きでき適度なテンションがかかるようになっています。 走ったりしない限り、ゴムを調整することはないので手間が全くかからず気に入っています。
今回別のタイプを購入したのは、このスニーカーには細めの方が良いと感じたからです。(ゴムタイプは若干太い)
<画像は後ほど>
商品が到着してから気づいたんですが、細ひもタイプはゴムじゃないので全く伸縮しません。
したがって脱ぐときには緩めて、履いたら締める必要はあるんですが操作自体はロックパーツをつまんで緩めるだけで一瞬でできてしまいます。
締めるときはつまむ必要はなくひもを引っ張るだけなので超簡単です。
軽く履くなら緩めたままでも良いので、状況に応じてテンションを簡単に調整できるのは本当に便利で足も楽なんですよね。
靴ひもがほどけることもないので、追加投資が必要なこと以外はメリットしかありません。
まとめ
走るために作られたCloud 5には及ばないものの、この見た目からは想像できないほど履き心地が良く、歩きやすいスニーカーは他にないんじゃないかと思います。
正直言って、これを買ってからエアフォース ワンは一度も履いてません。
リピート確実のスニーカーを見つけてしまいました。
- クッション性が良く膝が痛くなりにくい
- 反発力があり自然と足が前に出る
- とにかく軽い
- 人と被りにくくおしゃれ(個人差あり)